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【第 2 号】 花珠ってなに?...副題:花珠(はなだま)定義と基準

パールの品質は7要素で評価されます
日本真珠品質協議会パールグレーディングシステム
1色:COLOR

真珠の色は多種多様であり、色は個々の嗜好(好み)があり、単純に色だけでの品質評価はできませんが、特殊な場合を除き、黄色味が帯びるほど、低く評価されております。干渉色(オーバートーン)と地色(ボディカラー)を見ます。

2大きさ:SIZE

あこや真珠(和珠)の大きさでは直径10mm程度が最大級となります。8mm以上のサイズになると希少価値が加わってきます。サイズの分類は、一般に1/4mm単位の穴の開いた真珠用フルイが基本です。従ってゲージでの計測値と誤差が生じます。

3光沢:LUSTER

真珠特有の光沢は、真珠の表面、表層、真珠層の底面における反射光の強弱をマスターパールと比較し、5段階に評価します。
グレード:上から大きさ、色、巻き(真珠層の厚さ)、キズ、形

4真珠層(巻き):NACREOUS LAYER

真珠層は木目のように炭酸カルシュウム結晶が何重にも重なり合って形成されています。その厚さによって美しさと耐久性に影響を及ぼします。ただし厚ければ厚いほど光沢が良いとは限らず、真珠層の重なり状態の緻密(ちみつ)さも重要な要素となります。

5キズ:SPOT

厳しい自然の環境変化に耐え、母貝の中で育まれ成長していく真珠は、ほとんどが何らかのキズを持っています。キズの位置、大きさ、種類、量などによって総合的に判断され、5段階に評価します。
真珠一粒の上記の商品は、9mmの真珠片穴の花珠鑑別です。

6真円度:ROUNDNESS

真珠は真円であればあるほど一般的に評価が高くなります。直径サイズを測定し、最大値と最小値の誤差率および目視検査で評価します。Off Round の Drop,Oval,Egg,Button などは形の美しさ、珠面のスムーズさなどで評価します。

7調和性:MATCHING

ネックレスなど複数珠(連珠)を使用した商品の評価のみに適用。自然の中で育ったパールは、一粒一粒が個性を持っております。ネックレスなどの複数珠で6要素(色、大きさ、光沢、巻き、キズ、真円度)をすべて均一に揃えるのはきわめて困難です。バランスよく均一に揃っているかが判断され5段階に評価します。
ネックレスの花珠鑑別は、上記のルース鑑別と違い左記の調和性(Matching)も評価のひとつに加わります。

鑑別方法

偏光性検査:Poariscope test
蛍光性検査:fluorescence test
特殊効果検査:Phenomena test
拡大検査:Magnification test
以上6〜7種類の要素を左記の鑑別方法で、5段階に分け下記のようなグラフを作ります。

花珠(はなだま)基準

右の図のグリーンの部分が、標準品質で分析した結果それをすべての部分で、高得点(Very Good)を取れるものだけを花珠(はなだま)と云います。この品質は、真珠生産量全体の2〜3%以下くらいしか出来ません。
品質分析表:花珠には、6〜7要素のどれが欠けてもいけません。上記のようにかなりいいポイントを取らないと花珠と認めてくれません。

花珠の定義

花珠は、鑑別機関の基準で判断されます。そして各鑑別機関が、独自ではありますが、大体このような基準で花珠(はなだま)と認めるものの基準にしています。花珠鑑別は、販売促進の為の手段かもしれません。真珠は一般に真珠特有の加工処理が行なわれています。品質においても真珠の特性上、経年変化が生じます。
この真珠鑑別方法は、伊勢の日本真珠宝石審査所(田中社長)のグレーディングレポートを参考にさせていただきました。


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