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★中国淡水真珠のお話★

淡水真珠
■淡水真珠の歴史

中国の淡水真珠の歴史は大変古く13世紀の頃"仏像真珠”に始まり、今の半円真珠の原型のようなもので、ローで仏像の原型を形取りそれをドブ貝(カラス貝)に入れ2年ほどで核の表面に真珠層を形成したものです。仏像の同じ顔のものは2つとなくそれぞれ個性豊かな表情をもった仏像が出来上がります。
淡水真珠
■淡水真珠の貝の変化

昔はライスパールと呼ばれるしわのあるカラス貝から養殖真珠から、果ては5年以上の歳月を要した大粒イケチョウ貝まであります。人々は最初に9mm珠の大粒真珠を目にした時の印象はあまりに感動的でした。それ以降この真珠との付き合いが始まり、最近ではこれを湖水真珠と呼ぶようになりました。
湖水真珠の採れる場所
■湖水真珠の採れる場所

中国の長江流域に位置する江蘇省、漸江省の河川や湖(池)で養殖されている真珠です。中国産の真珠として、産出量の圧倒的に多い櫂紋冠貝(シワ貝)から採れる小粒なシワの多い淡水真珠(低級品)をイメージされる方が多いと思いますが、高級品を産出するものとして三角帆貝(ヒレイケチョウ貝)から採れる湖水真珠が有ります。湖水真珠の良質大粒を産出するために期間を3〜5年と長くし、棲息に適する水質環境も限定され、病害にかかる確立も高いため必然的に産出量は少なくなります。(←左図拡大できますが、ちょっと重いです。640kb)
湖水真珠の養殖
湖水真珠のサイズと年月

9mmサイズで4年程かかり、10mm前後のものとなると最低5年はかかるといわれております。大粒の湖水真珠は最高級希少価値であり、その魅力は長い年月をかけた真珠層がつくり出す「水の芸術」と呼べるでしょう。
養殖真珠の管理
養殖真珠の管理

小さい稚貝は左図のようにきちんと品質管理され浅瀬で大きくなるまで、育てられます。だいたい2〜3年かかるといわれる貝の育成はとても手間のかかる仕事です。
養殖真珠への作業
養殖真珠への作業

湖水真珠にはあこや真珠、南洋真珠、タヒチ真珠のように核が入っていません。そのため湖水真珠はすべて真珠層で出来ております。数ミリ開いた貝に口からピース(外套幕上皮細胞を2〜3mm切り取ったもの)の挿入作業を行い、そのピースの大きさ、形、入れ方、挿入場所でその出来上がる真珠の形やひんしつが決まります。又色の違いは、貝の種類、年齢、先天的な個々の性質、水質、養殖過程で決まります。最近では淡水真珠の小さなものを核の代わりに種として入れている養殖業者もいます。
ヒレイケチョウ貝を湖上へ
ピース(外套幕細胞)を入れたヒレイケチョウ貝を湖上へ

手術をされた貝は1個づつ浮きわにぶら下げられます。この後、最低で2年半(2冬3夏)の養殖期間が必要とされ大粒の9mm以上の湖水真珠を作るためには4〜5年の年月がかかるわけです。その場合、真珠層の成長を促進するために養殖場を定期的に変え、真珠の新陳代謝を図り、より大きく優れた真珠を養殖させようとしています。

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